脚作り。
皆さまこんにちは。
今日はもうすぐ完成の製作中のキャビネットの途中経過です。
今回の注目は脚です。
どのような形で作るかの打ち合わせは店長がして、長脚は可能か?と相談されました。
補強を入れるからちょっと形は変わると思うと伝えました。
ただ図面を渡されてここまで長いとは思わず、、、
実際にフレームだけの時点で脚を取り付けて補強を考えました。
真ん中辺りからパイプを4点通しての補強が最有力でしたが、雰囲気が合わず却下。
やはりストレートに伸ばすのがかっこいいと思い、鉄板から切り出して三角の補強を3点入れました。
切り出したのがこれです。フリーハンドでグラインダーで切ったのでこの時点で直角は出てないのでフレームに当てがいながら削って直角を出しました。
そして脚になるパイプに溶接で取り付けました。
溶接箇所のみメッキを削り落とし、やっとフレームに取り付けです。朝一から作業して取り付けしたのは午後になりました。半日脚を作ってました。
これで付け根の設置面が増えて安定性と強度が増します。
同じ原理でテーパーの脚があります。
付け根は太くて、段々細くなる脚で、北欧のキャビネットなんかに多く使われてます。
床の設置面は小さくても付け根の設置面が広ければ強度は出るんです。
僕の作るのは鉄脚なので更に裏のフラットバーに3点全て溶接して固定してます。
パイプ自体にもM8のナットが埋め込みで入ってるのでボルトでもガチガチに固定してあります。
裏のフラットバー、ここまで太いのは初めて使いました。
ここももちろんフレーム自体に溶接してあります。
更に過剰に穴を開けて底板とビス止めしました。
今回、脚を作ったと言っても過言ではないキャビネットになりました。凄く勉強になりました。
途中経過をお客様にお伝えして、良いお返事をいただけました。
残りの作業を頑張ります。
ありがたい事に次も大型家具2点のオーダーをいただいてますので引き続き製作頑張ります!
本日は以上です。ありがとうございました。
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